みたび日々徒然 40

木村天山    

 

 

 12月26日、インドネシア・スマトラ島沖で、M8,9の地震が起こった。実は、その一週間前にも、南太平洋で、同じ規模の地震が起きている。その際の被害は無かったが、今回は、地震の津波による被害は甚大で、死者12万人を超え15万人になると予想される。

 昨年は、日本でも台風と地震の被害を多く受けた。しかしそれは、世界的規模で起こっている。

 地球の歴史は40億年と言う。その中で人類の歴史は、まだほんのわずかである。ゆっくりと地球は、活動している。そのゆっくり活動の地球の起こすことは、解らない。

 地球はいつも天変地異であった。今もそうである。ただ、益々その動きが活発になる。

 私の霊学から言う。宇宙は膨張しているという言い方をするが、本当は宇宙は進化していると言う方が当たっている。宇宙は進化しているのである。地球もしかり。

 人類の営みとは、全く関係無く、地球は進化している。そして、これから次元移動に向けて、益々活発に活動する。

 天変地異は驚くに当たらない。当然のことである。だから、次元移動により、一瞬にして人類滅亡もあり得るのである。恐竜が一瞬のうちに滅亡したように。

 ただ、人間は肉体のみではなく、霊体を持つものであるから、肉体は滅びても、霊体は在る。霊体で地球に残る者もいるだろう。

 これ以上言うと混乱すると思うので言わないが、人間が霊体の存在であることを知っておくことである。

 さて、天変地異は、益々盛んになるのだから、心得ておくべきである。何時、何処で、自然災害に遭うか知れないということを、覚悟しているべきである。逃れられないのである。阪神大震災、中越地震等は、何処でも起こる。私が観ているのは、日本も地殻変動により、佐渡から関東にかけて、分断されるという図を観る。ただし、それがいつのことかは、解らない。だから、予言というものは、妄想に近いと考えている。見えるが、いつと断定出来ない。多くの予言者もどきは、いついつあるという言い方をするが、断定出来るものではない。

 私は霊能者でも、予言者でもないから、妄想であろうと思っている。

 ただ、実感していることは、地球の次元移動と、天変地異である。

 予言も、科学も事後のことで鼻息を荒くしているだけのことで、当てにならない。事後予言や事後分析であり、似た者同士であろう。

 だから、霊能者も科学者も信じるに足りないと考えているとよい。共に、愚か者である。 ピントがずれているし、心得違いであるから、話しにならない。霊能者は次元の低い霊界からの刺激を受け、科学者は、分析に始終するのみ。

 大切なことは何か。それは、人間が霊体のものであるということ。それを知らなければ、解決しない。霊体は次元を超えるから、それに気づくことで、地球の天変地異を超えられる。つまり死んでも死なないのである。

 霊体は、弱い発光体であり、霧状の形無いものである。それが人間の本体である。

 肉体のためには、食べたり飲んだりするが、霊体のためには、何もしていないのが現状である。ただ、辛うじて宗教がそれを受け持つが、もはや既成の宗教では、役に立たない。 言葉遊びに始終して終わっているが、終わっていることに気づかずに、未だに言葉遊びから抜けていないのである。

 霊体の最も肉体に与える影響は感じる力である。感じ取る力とでも言おうか。いずれ、おいおい話すことにする。

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