時事放弾13 2006/9/1

木村天山

 中国共産党が、日本の靖国に介入するのは、二つの理由である。

 国内の不満分子を国外に向けること。そして、日本を支配下に置きたいことである。

 共産党が、宗教行事である靖国神社のことを言うことが、おかしい。何せ、宗教は共産主義には無いものである。

 いちゃもん以外の何物でもない。

 

 中国四千年の歴史を見る。

 兎に角野蛮である。民族の皆殺しなどは当たり前。人の物は自分の物である。礼節などという世界は無い。孔子などが説いた哲学は、何の効力も発揮せずにきた。その時だけのものである。日本が中国から得た、漢文の書籍は、日本によって花開いた。

 中国では、そんなものはどうでもいいのだ。

 

 中国人民は、全く中国共産党を信用していない。いつ革命が起こっても不思議ではない。それを、反日で、兎に角、目を逸らす。江沢民から、徹底した反日教育がなされた。

 日本の軍国主義化と、侵略の無反省を説くという仰天である。日本に核兵器24基を向けていてもである。信じられない。それが、何と日本からの資金援助から成るものであることに、また仰天する。

 中国はウソなど当たり前である。共産党の政策失敗が歴然としていても、平気でウソをつき、人民を教育する。日本に関しては、内政干渉するが、日本に内政干渉はさせないというより、日本は、遠慮して、中国にずばっと言わない。

 日本も不思議な国である。中国に遠慮するマスコミ等々が多すぎる。あのNHKでさえ、中国の肩を持つ。中国共産党に不利な情報は流さないという、不思議である。

 

 ただし時間の問題になってきた。

 オリンピックが終わると、中国は崩壊する。

 人民がオリンピックにより、世界の情報を知るからである。自分たちが政府に騙されていたと知ることになる。

 そしてバブル崩壊である。

 ことは簡単である。次に国民の目を逸らすために、戦争に突入する。台湾とである。

 大陸の民族というものは、土壇場になると戦争で解決しようとする。歴史を見れば一目瞭然である。それ以外の道を考えることは無い。

 中国の歴史と言えば、戦いの歴史である。

 それを、有り難がっている日本のアホも多いから、仰天する。

 三国志などを、学のために読むという神経が解らない。

 そこから、人生訓などを取り出すから、私は笑う。

 単なる人殺しのお話である。そこに人間の戦略がどうの、こうのと、アホも程々にである。中国思想は、天の思想であり、天とは、人間の道の先にあるもので、それ以上の世界を認識できなかったのである。

 孔子は立派であったが、彼は、結局、この世の物しか目に見えなかったという平面思想であり、格好良く、鬼神を語らずと言うが、霊的存在に関しては、何も知らなかったということである。最も重要であるはずの、目に見えない世界を知らないでの思想は、言葉遊びに過ぎない。

 要するに、そういうことである。老荘思想の自然の道も、そんなものは、古神道では当たり前のこと。まあ、いずれ中国思想についても書くことにする。

 臨機応変に対処しているように見えるだけで、中国共産党とは、支配者のためのもの。人民は、物でしかない。

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