時事放弾19 2006/9/9

木村天山

 厚生労働省エイズ動向委員会が、3月27日から7月2日の、今年第二・四半期に新たにエイズウイルスに感染した人は、248人と発表した。

 40代以上の感染者が大幅に増加し、四半期ベースの報告制度が始まって以来、最多の数であるという。

 40代以上の感染者増加は、休日、夜間の検査体制を充実させたことによるという。

 新規感染者の年齢別では、40代が42人、50代以上が34人、10代が8人、20代が67人、30代が96人で、20代、30代で65.7%を占めた。

 男性が226人、女性が22人である。

 同性間の性的接触が、160人と大半を占めた。

 

 私は、潜在してい感染者は、これの千倍近くいると思っている。

 知らないだけである。知らないことは不幸である。人に知らずに感染させる。

 同性間の接触、つまりゲイ関係の人々が多いということである。

 そこで、ゲイセックス、ホモセックスについて言う。

 男性同士の性的関係は、実に、奥深い。女とのセックスを奥深いというのは、女好きに言えるが、あれは男を知らないから言うのである。

 男同士が、マジにセックスを楽しむと、それは、とんでもない快楽の世界に入る。

 一度、男の味を知った既婚者が、その世界から抜けられなくなることを見ても解る。また、若いときに、男と関係していた男は、いずれまた、男の関係に戻るという例を見ても解る。

 また、既婚者が、偶然のようにゲイセックスを知ってしまって、それ以後、セックスの相手が男になってしまったという例を見ても解る。

 何とかそこから脱出しようとして、女を愛するが、女との関係が長く続かず、女遍歴をする。結局、女との関係で、充実したセックスの満足感を得られないのである。そういう例を見ても、男同士、ゲイセックスは、奥深い。

 梶山季之という作家が、ゲイ、レズ等々の取材をして書いたものを読んだが、レズに関しては理解不能であったという。レズのセックスを見て書いたものもあるが、今一つピンとこない。

 しかし、ゲイセックスを書いたものは、実に、有意義である。

 

 生殖器が、別の働きをする。また、生殖器以外が、生殖器の役割をする。アナルセックスであるが、アナルセックスは、女性も可能であり、それはそれなりの快感がある。それのみ求めるという女性もいる。

 しかし、男性の場合は、前立腺というものが大きな役割を果たす。前立腺刺激による、オーガスムである。ゲイセックスにおいて、射精が最大の快感ではなくなるのである。

 古代から、ゲイセックスを楽しんでいた記述が多い。

 旧約聖書にも、新約聖書にも書かれている。それを禁止したということは、大いに行われていたということである。ソドムという町が、それで滅びたという説があるが、あれは解釈が違う。男同士が理解し合えば、男と女の関係が、虚無になる。子供を作るということに始終して、夫婦という関係に至らない。これは支配者から見ると、問題である。支配しにくいのである。

 また、それにより、男が団結すると、支配者は脅威となる。

 ゲイセックス否定は、支配者の論理に反するのである。

 しかし、ローマ皇帝の数人を抜いては、ゲイであったという事実である。

 アレクサンダー大王も、男子の愛をもって戦いに勝ち続けた。おそるべし、同性愛である。

 異性愛という言葉も、同性愛という言葉から生まれたものであり、同性愛は、当然の愛の形であった。

 男と女は、誤解による愛を行為するが、男同士は、理解による愛を行為するのである。 

 本当のセックスとは何か。

 子孫をもうけるものであるとは、誰が決めたものではない。単に生物としての繁殖の行為である。前頭葉が発達した人間は、そこから解放された。

 実際、男が女を誰ひとり愛さなければ、人類は滅亡して、地球は、大変良い環境になる。 だが、どうしてもアホがいて、女に孕ませる。そうして、この愚かな人類の歴史が続いてきた。

 神は、同性愛を奨励して、実は、人類滅亡を願っているという、宗教的教義があっても不思議ではない。宗教は、皆、それに似た教義を持つ。そう、手前勝手な教義というものである。

 

 アメリカで、前立腺肥大症の器具が発明された。日本でもいち早く、それが輸入された。治療のためではない。マスターベーションの道具としてである。

 射精感覚を追求するのは、猿でも出来る。しかし、前立腺刺激は、前頭葉発達の人間にしか出来ない。つまり、ゲイセックスは、セックスが進化したもものである。

 キリスト教国があれ程、ローマカトリックがあれ程、自然に反した罪であると言っても、増えはするが、ゲイは減らない。何故か。

 当然の行為であるからだ。

 エイズは、それの神による罰として与えられたとアホな聖職者が、考えようとする。それ自体、彼にゲイの要素があるのだが。

 男同士の愛を知らないで生きること程、人生味気無いものはない。セックスがなくても、友情等々。それを女によって失われた男は、悲劇である。

 これ以上は、省略する。

 エイズ対策である。エイズ対策が出来ない程、ゲイセックスが素晴らしいものであることは、理解できたと思うが、エイズ対策を講じなければ、危険である。それは、死ぬことではない。エイズ患者によって、国家転覆が考えられるからだ。

 エイズ患者は、難病指定になり、国が保障して治療を受けさせる。それはとんでもない額である。自分だけの問題ではなく、国家問題に発展するということを考えて、セックスの行為を実行して欲しいと願う。国が無くなれば、自分も無くなるのである。そして発症した場合、折角の素晴らしいセックスが出来なくなるのである。

 ゲイの皆様、死ぬまで楽しいセックスをするために、予防すべきです。ゲイは至上最高のセックスが出来るのです。少しの注意を持って事に当たるべきです。

 男の体に放出する快感、そしてそれを受ける快感を、私は十分理解します。

 私の霊学からみても、それは非難されるような行為ではありません。

 戦争、テロにて、人を殺すことより、ゲイセックスを楽しみましょう。

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