時事放談 95 2007/1/2

木村天山

 真っ当な感覚というものを忘れた、退化させたのであろうか。それとも、何か特別な策略があるのか。

 母子家庭に対する生活保護費が、25,000円削減される。暴挙である。

 それより酷いのは、生活保護より安い賃金で働く人である。

 自分で生活を立てるために働こうとしても、これでは、あまりにもである。話にならない。誰の問題なのであろうか。

 

 そして、今年の極め付けは、増税である。

 国民からは、9兆円の増税を行い、企業には、3兆円の減税である。

 どう考えても、おかしい。

 それを、国会議員や、国民に奉仕する官僚が良しとする根性である。

 

 社会を混乱させるようなことを決めて、のうのうとしている気持ちは、いかなるものか。 企業減税は、世界の市場と戦うために、企業を優遇するものであるという。しかし、日本の企業が、今、世界で、どれだけの威力を発揮しているのか。

 どうも、企業減税は、一部の人達の、思惑による政策であると考えるしかない。

 

 世は、悪意に満ちている。

 弱い者に対しては、容赦しないのである。だからこその政治であるはずだったが、強い者のために、政治がある。

 国会議員というのは、そうとうに悪因縁が強いとしか言いようがない。

 格差社会が云々という、アホな発言をする議員は、それを自分が作ったものことを棚上げしている。忘れて、発言しているのである。

 日本は法事国家である。法律によって事がなる。その法律は、国会議員が作る。それによっての格差社会であろう。

 

 年金支払いに、強制力をつける。40%もの人が、年金を払っていない。強制して徴収するという根性である。どうして、年金を払いたくなるような、将来のビジョンを示せないのか。そこに問題があるだろう。議員の大半は、年金など当てにしない人々である。

 国会議員になれば、年収は、4千万円以上、無制限である。

 狡い者共がいる。国民の金を掠め取るという根性である。先祖の悪因縁をそのままに持って、議員になる。

 

 ここで、庶民の味方であるという共産党などは、党の威信にかけて、国民を守るべきである。とは言うものの、党のための政党であるから、掛け声ばかりで、選挙のたびに、弱者を守るべきだと言いつつ、本音は、そんなことはどうでもいい。共産党という幻想のみに始終する。少数政党こそ、党の存続を掛けて、国民の声を代弁すべきである。どうした、アホな社民党は、現実から遊離しての発言である。よくも、あれらに票が入るものだと思う。信じられないのである。

 

 国民のためを考えている議員はいるのか。

 いるのであろう。しかし、負けている。

 国民のことを考えていると、金にならない。金になる議員に負けるのである。

 金になる議員とは、公務員とつるんで、公金を掠め取る者共である。共に、非国民であるが、非国民が、全体を牛耳るという寸法である。

 

 さて、私は言う。法律の主役は、与党である。今は、自民党と、公明党である。

 最大野党の民主党に政権を持たせて、格差を緩めさせる政策に転じて貰う、しかし、そうすると、アホな社会党の元議員らがいるから、現実遊離のことを言い始める。そしたら、また、自民党に与党にさせる。そして、自民党が、また国民無視の政策になってきたら、民主党に政権を持たせる。

 決して、党の支持者にならず、様子を見て、国民が対応するのが一番である。

 勿論、アホな組織というものがあって、そこから逃れられない者もいる。しかし、投票の時は、国民の側に立って投票する。

 それが唯一の方法である。

 一定の政党を、与党にしない。つまり、国民のために考える政党が政権を握るということを、国民が明示することなのである。

 

 私は言う。政治家を利用する。国民のために、利用する。利用されてはならない。

 アホでも、そのくらいのことは出来るだろう。

 それが出来なければ、いつまでも、国会という妄想に支配される。

 主権在民である。

 それでも駄目ならば、最も国民を愛している天皇陛下に、政権を委ねる。そんなアホなと思うなかれ、民を愛する帝王学を十分に身につけられているのが、天皇陛下である。

 勿論、そうなると、公金横領していた、議員や官僚がもう反発する。時代錯誤だとか、アホだとか。そういうのは、無視する。

 国民の総意で、天皇の政治を求めるのである。

 いつの時も、国民の生活を愛した天皇の歴史である。

 そろそろ戦争で利用された、天皇のイメージを払拭して、本当の天皇のお姿を見ることである。

 

 とは、言うものの、教育で雁字搦めにされた、堅い頭で考えるのは、容易ではないだろう。兎に角、日本の歴史を否定する教育を受けたのである。

 それを行った者共は、今は、歪な霊界にいて、呻吟している。

 天皇のために死んだ。天皇に苦痛苦難を与えられたと、教えられたのである。

 天皇と、お一人に絞って言う。天皇とは、日本の別名である。つまり国体である。

 日本は、天皇である。これを理解するべきである。

 主権在民が、明治期に出来たと思うなかれ、天皇の政治は、いつも主権在民であった。

 歴史を見よ。

 正しく、歴史を見よ。

 

 豪族の身勝手な政治から、いつも天皇家は、国民を守っていた。

 狂ってきたのは、推古天皇の前後の、厩戸皇子の政からである。蘇我氏との共闘、連立によって、日本を造ろうとしたことからである。

 以下省略。

 追伸)ついでに言う。年金資金を国民から徴収するのを止めるべきである。これ以上、国民から徴収する必要は無い。そして年金は、すべての国民が貰えるものとするべきである。

 その資金源が無いというならば、あっても無くてもいい、参議院を廃止する。公務員を半減する等々、いくらでも、方法はある。

 しかし、これをするには、革命が必要である。一番良いのは、北朝鮮が、国会会期中に、国会に核爆弾を投下して、一網打尽に国会議員を消滅させてしまうことである。

 北の将軍に言う。

 日本が憎いのなら、即座に、日本を攻撃するべきである。その際、国会議事堂に向けてやって欲しい。一度、すべてを消滅させて、新たにするべきである。それを、北の将軍にお願いする。一挙両得であろう。

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