テラの会

ビルマ ヤンゴン子供服手渡し
平成21年3月3日

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 サイクロンの爪あとの残るビルマ。

 被害者たちに支援をしました。

 トンティーという、ヤンゴン近郊の村。

 80戸に400人が住んでいます。

 

 子供と大人の服、および靴やぬいぐるみを手渡しました。

 三つの大きな鞄に、いっぱい入れていきました。

◆ヤンゴン市内から、車で二時間ほど。
◆秋枯れのような村の中。僧侶に協力してもらった。
◆大きな混乱はなく、秩序正しい支援になった。l
◆子供は辛抱づよく待っている。じゅんじゅんに手渡した。

 ひとりに一枚以上、手渡せました。

 赤ちゃんのいるお母さんもいました。

 乳飲み子のための服をあげました。

 村は、サイクロンのとき、水没したといいます。

 直接、手から手へ、物資を渡す。

 その原則を忠実にまもりました。


◆2才か3才の子供もいる。
◆あまり人が集まりすぎると、警察が来ると言われた。
◆みんな、先を争うことをしない。じぶんの番が来るまで、しずかなものだ。
◆顔中にタナカをつけた子供。タナカは日焼け止めのようなもの。
◆しんぱいしていたほど、警察や政府のおとがめはなかった。
◆ボランティアの団体は、ビルマでの活動はむずかしいらしい。私たちは、個人的な活動という姿勢なので、どんな状況にもじゅうなんに対応できる。
◆大きな組織など、後ろだてはいっさいない。全て、有志の寄付による。
◆ビルマでは、僧侶はたいへん尊敬されている。その僧侶が、前面の協力を向こうから申し出てきた。
◆お坊さんの連れてきた外国人ということで、現地人の安心を得られたかもしれない。
◆ぬいぐるみを手にした子供に、おしゃれな靴を手にした母親。娯楽の極端に少ないこの地域では、ひとときの息抜きになるだろう。

 無事に支援を終えて、市内にかえりました。

 村人が、村の外まで送りに来てくれました。

 とても、喜んでいただきました。

 

 たいへんな暮らしですが、ちから強く暮らす人たち。

 そんな人の暮らしを、少しでもよくすることができたら、とても素晴らしいこと。

 ビルマでの子供服支援は、すべてうまくいきました。

 テラの会では戦没者追悼慰霊、および子供服支援を行っています。よろしければ私たちについて知って下さい。

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