テラの会

 スマトラ島パダン隠し砦追悼慰霊

  平成21年12月19日

日本軍の建築した隠し砦。

外見は自然の岩山のようです。

インド洋を航行する敵艦を見張るためのものでしょうか。

パダンの砂浜に上陸してくる敵軍を、水際で撃滅するためのものかもしれません。

そこは今では自然公園となり、市民の憩いの場として、整備されています。

その頂上で、戦没者と、地震被害者の追悼慰霊を行いました。


要塞に登る道は、長く、急だった


要塞の中腹で。インド洋が遥かに見渡せる。この海域はかつてムスリム商人に握られていた


要塞の頂上に水場があった。日本軍のつくったものだろうか


かつてはここで、歩哨が毎日海を見張っていたのだろう


パダン市全体が見渡せる。気持ちよい風が吹いていた


慰霊しながら下山する


砦の内部。むせ返るような暑さだ


汗だくで下山する


要塞のふもとに、隠し砲台がある。丁度岩陰になっていて、外からは決してわからない


チュークの森の中で見たものより、数倍大きな砲台。丁度砂浜に上陸する敵を狙い打ちできる位置


下山途中、残りの衣服を手渡した


もうみんな馴れていて、とても和やかな雰囲気だ


地元の悪ガキ連中


衣服を手渡した皆さんと一緒に、一枚


砲台の要塞と貧民居住区を背にして

追悼慰霊は無事済み、全ての支援物資も無くなりました。

地震被災者支援に来たつもりでしたが、日本軍の旧跡に出会いました。

写真は、日本軍兵士の祖父のおとし種の、日系三世の若者。

スマトラ島パダンの活動報告は、これで全てです。

テラの会の活動はこちら
テラの会詳細はこちら

テラの会活動報告