テラの会

タイ・チェンマイ近郊慰霊碑巡り


平成21年10月15日

 タイ北部チェンマイを訪れました。

 チェンマイ近郊の慰霊碑を巡りました。

 まず向かったのは、メーワン県バーンガート中高学校敷地内。

 佐賀県のお坊さんの建てた慰霊碑です。

 名前は”タイ・ビルマ方面戦病歿者追悼の碑”

 タイ・ビルマ方面で亡くなった1万八千名のご遺骨が納められています。

 そこで追悼慰霊を行いました。


日ざしのとても強い日だった


この慰霊碑で慰霊の所作をさせてもらうのは、3回目になる


前にも増して、清々しさが感じられた


かつてはユーカリの茂る森だったという


その中の廃寺に井戸があった


井戸の中から数百体の日本兵の遺骨が見つかった


その井戸の上に碑の建つまでの経緯を、慧燈財団の小西氏にうかがった


慧燈財団はチェンマイを中心に、慰霊碑の維持管理を主にして活動されている。


碑に併設されている梵鐘に向かう


昭和天皇の御製歌の入った梵鐘をつかせてもらう。

 つぎの目的地は、チェンマイの南のランプーン県です。

 タイ・ビルマ戦線に従軍した元兵士の、藤田松吉さんの建立した慰霊碑。

 その中には、約8000名のご遺骨が納められています。


藤田さんは昨年の暮れに他界した。その遺骨も背後に納めてある


藤田さんはカソリックの信者でもあった


木村代表も、かつてカソリックであった。


テラの会理事の辻さんが、カソリックの歌が歌えた。一曲歌っていただいた。

 碑のそばを流れる小川に御幣を流し、慰霊碑巡りを終えました。

 次の日は、山岳民族の女子職業訓練校にて、支援を行いました。

 その様子も、ご覧下さい。

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