テラの会

 タイパタヤ カンボジア流民衣服支援

  平成22年5月20日

ラオスから戻り、つぎはタイ中部のパタヤへ向かいます。

反政府団体のデモの真っ最中に、バンコクを出ました。

ほうぼうでタイヤを燃やす黒煙が上がっていました。

さてパタヤには、カンボジアから物乞いをするために、人が渡ってきます。

その様子は難民というより、流民です。

彼らに衣服などを手渡して歩きました。


カンボジアはタイ語ではカメーン、クメール語ではクメイというようだ


カンボジアはほとんど国の体を為していないといっていい


一般市民の生活の世話は、いちばん後回しにされる


だから生活に困った人々は物乞いをする他、どうしようもない


彼らの存在はタイのニュースでもときどき取り上げられる。難行苦行の果てにやっと着く


彼らに衣服支援をするのは、いっしゅんのチャンスを逃してはならない


というのはすぐに場所をかえてしまうからだ。昨日いたところに今日もいるとは限らない


戒厳令の明けた、お祭り気分のパタヤの街で、物乞いを探して歩き回った


物乞いをしながら、お乳を赤ん坊に与えていたお母さん。


おそらく見た目よりもずっと若いはずだ


何人かでまとまっていることもある


母と娘、あるいはおばあさんと孫か


カンボジア人の笑顔はまったく垢がついてない


その笑顔に救われる思いがする


先のことは何もわからないが、今日会えて、衣服を手渡せて何よりだった

カンボジア流民の物乞いは、パタヤだけではなく、バンコクのスクンビット通りにもいます。

毎日顔ぶれが変わるので、当番制で、組織化されている感じを受けます。

物乞いたちの組織が、どんなものなのか知るには、それなりの覚悟が要るでしょう。

さて、次の日も、物乞いを探しては衣服を手渡しました。

その様子もご覧下さい→☆☆☆

テラの会活動報告

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