インドネシア スラバヤ・ジャランジャラン衣服支援
 
Surabaya, Indonesia, Clothes support while passing by, 22.Feb.2011

  平成23年2月22日
    
 

 スラバヤ英雄墓地で慰霊終えた私たちは、つづいて衣服支援に行きました。

 雇った自転車タクシー(ベチャ)のおじさんが、いい人でした。

 通りをゆっくりと流しながら、服を必要とする人をさがしてくれたのです。

 スラバヤには、路地が無数にあります。

 経済的にめぐまれない人びとの路地に入り、衣服を手渡していきました。



通りを自転車タクシーで流しつつ、ひとを見つけてはとまる


ジャランジャランとは散歩のこと.のんびりな支援であった


お父さんに渡すものもあった


突然の支援だったが、こころよく受け取ってくれた


ちょうど合いそうな靴をわたせた


赤ちゃんをお守りしながら、ものを売り歩いている


収入はわずかなのが、おのずと知れる.とても喜んでくれた


少しずつ流しつつ、ひとところに留まらないように注意した


人が集まりすぎて、支援どころではなくなるから


支援できるところは、それこそ無限にある


ヤヤサン(福祉施設)もあるが、圧倒的に足りない


日本では捨てられるものなのに、ここではひとびとの喜びになる


発想の転換である.ごみになるかもしれないもので、国際交流する


さいきんでは、大手の中古本屋などが、同じようなボランティアをはじめた


大型の支援NPOなども、もちろん大切.しかし、われわれのような極小団体しか出来ないこともある


インドネシアの人口は2億人.そのほとんどが貧しい


日本企業のような、ちゃんとした仕事に就ける人はわずか.


軍事政権の体質が、どうしてもぬぐえない.能力に関らず、権力者に近い人が良い職を得る


良い職に就いた人は、自分の家族を雇っていく


そうして、何のおこぼれにもあずかれない人々がたくさん出る

 路地に入りました。どこまでも、奥へ奥へとつづいています。

 ひきつづき、ご覧下さい。

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