タイ・ミャンマー国境メーソート ミャンマー難民支援

 メータオ・クリニック衣服支援 2

  Myanmar refugee clothes support at Maetao clinic 31.March.2011

   平成23年3月31日
    
 

 タイ・ミャンマー国境の街メーソート。メータオ・クリニックは、ミャンマー人難民を中心に、無償医療を行っています。

 そこに集まる患者さんたちに、衣服支援を行いました。

 大人の支援が終わると、子供たちの部屋に通されました。

 なかでは、子供たちが並んで待っています。

 「みんなとても貧しい子供たちです」

と職員の方に言われました。

 おもちゃや、ぬいぐるみ、衣服などを一人一人に手渡しました。



顔につけた日焼け止め、タナカがミャンマー人らしい


ほとんどが少数民族の子供たちである.戦乱を逃れてタイ側へやってきた


難民は増え続ける一方だ.とうとうタイ政府は、難民をミャンマーへ送り返す議決をした


とはいえおおらかなタイのこと.いきなり強制送還ということは無いと、思いたい


難民生活が何年にも渡る人たちもいるだろう


ミャンマーとタイの国境は、泳いでも渡れそうな川一本あるだけ


その川はずっとつづいている.どこからでも出入りできるはず


ポーズをとる男の子.タイに来て、ある程度体力がつけば、心の余裕もできるのだろう


はじめは固い表情だった子供たちに、少しずつ笑顔が見えはじめた


カメラを向けても怖がらない.ぬいぐるみなどが、心を開いたのだろう


赤ん坊同然の子供を抱いてきた男性.合う服が渡せてよかった


職員の方が、外にもたくさん子供がいるという.みんな貧しいので衣服を渡して欲しいとのこと


子供の笑顔を見ると、ほっとする.メータオクリニックに来る患者は流動的なので、二度と会えるかわからない


支援の衣服をいっぱい手にした女の子.日本では捨てられるものが、ここでは喜ばれる


男の子用も豊富にあった.寄付してくれた方に感謝


おおかた渡し終え、外に出る子供たち.私たちもついて出ると、あらたな子供たちが集まってきた


まだタイに来て間もないらしい.表情も固く、全体に栄養不足の感じである


服と一緒に、文房具も渡す.本来なら学校へ通っていなくてはならない年頃


親たちは、とても喜んでくれた.子供たちは、もの静かであった

 ひきつづき、メータオ・クリニックでの活動を紹介します。

 メータオを運営している方の家まで行きましたが、ご不在でした。

 日本人のインターンが、ボランティアで医療に従事していた事もあったということです。

 かけがえの無い活動をされている病院関係者の方がたに、本当に頭の下がる思いです。

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