タイ・ミャンマー国境メーソート

 追悼慰霊

  Memorial act for Japanese free soldier 31.March.2011

   平成23年3月31日
    
 

 メータオクリニックの衣服等手渡しを終え、元日本兵の中野さん宅を訪れました。

 中野さんは日本兵としてビルマ戦線に従軍されました。そのまま現地に残り、最後の日本兵と呼ばれたこともありました。

 一昨年亡くなられた中野さんのご遺骨の前で、追悼慰霊を行いました。

 その後、タイとミャンマーを隔てるミャワディー川のほとりの、自由戦士之碑へ。

 ミャンマーの少数民族の戦闘に参加し、亡くなられた日本人青年のため、追悼慰霊を行いました。



ビルマ仏教の寺院の門脇に、その慰霊碑はある


少数民族軍とビルマ政府軍が戦闘行為を行った、かつての戦場のすぐそばである。


タイ領側では、いまは砂の採集が行われている


対岸はミャンマー.少数民族軍がたてこもった陣地


日本人青年は、前線で戦い、ロケットランチャーを頭部に被弾して亡くなった


今は静かな川の流れ.しかし近頃ミャンマーは不穏な動きがあるという


報道されないが、ほとんど内戦状態にあるという説も.ぞくぞくと避難してくる少数民族難民が、無言で何かを語っている

 タイとミャンマーは、川一つで隔てられているだけです。

 ミャンマー領内で何が起きているか、正確なことはわかりません。

 昨年に引き続き、予定通りに粛々と、追悼慰霊を行うことができ、何よりでした。

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