バコロド/フィリピン

 ストリートチルドレン支援 3


   平成24年10月15日  

  Support for street children,

  Bacolod City, Phillipines


  
15.October .2012     

 


”マスカラ・フェスティバル”の真っ最中のバコロド中心地。

お祭に集まる大勢の人々をあてにして、貧しい子供たちが集まります。

物を売り歩いたり、物乞いをして、お金を稼ぐのです。

そんな子供たちが、夜になる前に、みんなで遊んでいました。

彼らに衣服を手渡しました。


たまたま、男の子用の服をたくさん、持ってきていた


子供の中には、両親がいる子も、片親の子も、またみなし子も混じっている

少し大きくなると、シンナーなどの薬物をおぼえる子も出る


このくらいの年ごろでも、道ばたでタバコを吹かしたりする


それでも私たちの前では、何のかわったところもない、子供だ


路上生活から、大人になった人も混じっている


彼らはフェスティバルのにぎわいからも、少し遠ざけられていた


街の人からすれば、かわいそうではあるが、犯罪も犯す危ない子供である


一年前にここを訪れたときに、食べ物を渡した、盲目の子供に、また会った


少し大きくなっていた.彼はストリート・チルドレンだが、町の人から食べ物をもらえる


そこがフィリピンのふところが深いところで、路上で暮らす子供によく施しをする


みんなに、少しずつ食べ物を分けてもらい、何とか飢えずに暮らせる


それは、みんな一様に貧しいからであり、さらに貧しい者にあたたかい雰囲気がある


金持ちになると、とたんに、彼らを無視し出す。世界が違うと思うからだろう


私たちも、決して金持ちではない。だから彼らの目線に立とうという、気が保てるのかもしれない


富をもった時、まだ何も持たない人を思う気持ちを、忘れないようにしなくてはならない


いま強ければ、後に弱くなる.いま金持ちなら、後に貧乏人になる


世の中必ずそうなっているから、いま貧しい人には、よくしておかなくてはならない


なぜなら後のち、貧しい身になったとき、少しは哀れんでもらえるかも分からないからだ


ごう慢で、貧しい者を無視してきた富裕者が、全て失って路上に迷っても、ざまあみろと思われるのがオチ


アジアの中で、日本は圧倒的に金持ち、物持ちなので、今から後進国に


いいことをしておく必要がある.この女の子は、「お腹が空いた」と言うので、食べ物を買いにいった


そこら中にある屋台。ご飯も売っている。他に、焼き鳥、シーフード、ネグロス伝統料理、屋台には事欠かない


日本もそろそろ規制を緩和し、屋台営業を可能にすべきだ.でなければ食べるに困ればすぐ生活保護に頼るしかない


平成24年の11月ごろ、日本のオフィス街に、とうとう物乞いが出現した.そういう時代になってきた

 バコロド中心の、カソリック教会です。

 ネグロスでは、政治的支配と、カソリック布教が、全く同時に行われました。

 教会と政治は切っても切れない関係にあります。

 その頂点たるローマン・カソリックの上層部は、こうしたフィリピンの惨状に責任をとり、もっと福祉に資金を注ぐべきでしょう。

 今のままでは、まったく足りません。

 

 さて、バコロドでの活動を無事に終えたテラの会は、となりの島へ渡りました

 パナイ島イロイロへ→☆☆☆

 

テラの会活動報告