メーソート難民支援準備 3
平成25年7月27日
Preparing for Supporting act for Myanmar refugees 3
Japan
4.Aug.2013
いまだに、タイのメーソートに、逃げてくる難民は増えつづけています。
多くは戦争を逃れて、また一部は、経済的な理由からです。
メーソートから、チェンマイ、バンコクといった都会へ出ていき、いわゆる3Kの仕事に従事します。
そうしたビルマ系難民の支援のため、支援物資を送りつづけています。
メーソートでの支援活動は、簡単なようで、多くの困難を抱えている。まず、現地へ物資を送り、それをテラの会一行が受け取るまで、安全に保管してくれる協力者が
必要である。
現地へ確実に支援物資を届けるには、主に二つの方法がある。
一つは、現地の信用できる協力者へ送り、安全に保管してもらうこと。
ただ、この領収書を見てもらえば分かるが、たった5.5キロでも、3700円送料がかかっている。
もし信用のおけない現地人のところへ、てきとうに送ってしまえば、
最悪の場合受け取ってもらえず、むやみに日本へ送り返されることになる。
テラの会では、そうした苦い経験を通して、何より現地の協力者とのラポール(信頼関係)
を築くことを、第一としている。
二つめは、自分たちの手で、支援物資を持ち、現地まで運ぶこと。
この方法はもっとも確かだが、どうしても持てる量が決まってくる。
2人で、どれほど工夫をしても、50キロから70キロを運ぶのが限界である。
飛行機にのせられる重量にも限りがあるし、また国内線にのせるには
追加料金を支払わねばならない。
そのため、日本でボランティアを募り、支援物資を現地まで運んでもらう
計画を数年がかりで立てているが、いまだ実現には至っていない。
旅行費は全て、ボランティアの自分持ちにしてもらうより他はなく、
そこまでして、危なく、骨の折れる活動についてこれる人材は、
今のところ見つかっていない(テラの会関係者を除き)。
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