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ウブドゥの中でも、とくに経済的に豊かではない村から、学校へ来ている子供たちのために、子供服支援を行いました。学校の名前は、
”SD NEGERI KATIK LANTANG”
一年生から六年生までが通っています。
今回は一年生のクラスを訪ねました。
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バリ島では、バリ人による、貧しさから学校へ通えない子供たちを支援するプログラムがあります。左から二人目の女性は、その支援団体の職員だということです。その日の夜に行ったテラハウス・バリハーモニーでのコンサートに来てくれたので、その時に話がきけたのです。
里親はおよそ30人いて、オーストラリア人も支援しているそうです。バリ人がバリ人を支援する。理想的なことだと思います。
今回は日本からの同行者が多かったので、たっぷり10キロほど子供服を持っていくことができました。
子供服を寄付していただいた皆さまのおかげで、子供たちの素敵な笑顔を見ることができました。
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※その日は10年に一度の大祭があったので、学校は早く終わるということ
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※子供たちが帰宅する前に、朝9時くらいに着くようにした |
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※先生がひとりひとり子供をよび、身体に合う服を選んで手渡す
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※子供の数が多いので、手渡すのもひと苦労だ
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※女の子の服の方がわりと多く
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※男の子の服が少なかったので、選ぶのがたいへん |
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これまでアジアのあらゆる場所で子供服支援を行ってきて、少しずつこつがつかめてきたような気がします。
相手に恩を感じさせるより前に、電光石火で手渡し、風のように去る。
・・・そのつもりが、さいごに自己紹介のつもりで木村天山が自分の名前をいうと、子供たちがいっせいに「テンザン! テンザン!」と連呼して、何か違う集会のような雰囲気に。
それはご愛嬌といたしまして、ともかくも日本とバリとのあいだによい関係が築ければ、それ以上のことはないのです。
テラの会の活動はまず第一に、戦没者の追悼慰霊なので、子供服支援はそのついでに過ぎません。
とはいえ、ふつうの観光旅行ではぜったいに見れない、子供たちのこころからの笑顔に、いつの間にか胸がいっぱいになっている自分がいます。
こちらが支援しているつもりで、じつは支援されているような気がしてきます。形にならない、笑顔という宝物をたくさんおみやげにもらったような気分になります。
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※同行者も手伝って、どんどん手渡す
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※この学校に来ることにしたのは、ウィディアさんのアイデアだった。彼の出身のクトゥ村よりも、もっと支援を必要としている村の子供たちにあげたいとのことだった。バリの相互扶助の精神をかいま見た気がした
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※ウィディアさんと先生、ソプラノ辻友子と。
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すべての服を渡し終え、みんなにさよならを言って、学校をあとにしました。
バリ島のウブドゥにおける子供服支援は、大成功に終わりました。
子供服を寄付して下さった日本の支援者の方々に、かさねてお礼を申し上げます。
みなさまの支援なしには、この活動も成り立ちません。
今後も、テラの会の活動にご注目下さい。
次回は木村天山と辻友子の出演した、ガムランとレゴンダンスのコンサートの様子をお伝えします。(事務局より)
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カテッ・ランタン校のみんな、
いつまでも笑っていて下さい。
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