みたび 日々徒然2 木村天山

 04年11月5日、環境省が来年度税制改正で創設を要望している環境税の具体案を正式に発表した。税率は炭素一トンあたり2400円で、電気、ガスにも課税し、家庭の負担は、年に3000円程度という。

 国民から広く集めて、憚ることなしである。

 集める前に、税金の無駄使いを止めよ。

 ある学生が、ある省庁のアルバイトに出た。時給が良くて待遇も良いとのこと。その職員の昼の弁当を見て、仰天した。料亭から取り寄せたような弁当である。その学生は、予算を使い果たすのだと気づいたと言う。

 一事が万事このようである。

 今に、この公務員の悪態振りが裁かれる。

 予算が無いとは言わせない。何が環境税だと。とんでもない。みそ汁で顔を洗って出直せと言う。国民のためなど、何も考えていないのである。法律を作れば、集められると思う、その根性が気に入らない。

 国民から取ることばかりを考えて、国民に何が出来るかを考えない。ましてや、公務員の悪態を許して、のうのうとしている、官僚、政治家、皆、もろとも、北朝鮮のノドンでもテポドンでも、原爆でも当たって、砕けて欲しい。そうすれば、若者が新しい政治を作るであろう。

 これは、何も過激は発言でもなんでもない。国会開催中に、射程距離に入っているなら、是非とも、北朝鮮に実行してもらいたいものである。北朝鮮に長年の恨み辛みがあるなら、官僚、政治家が、それを受けても悔いはないはず。これが過激であろうか。

 破壊されなければ再生されないのである。何をか言わんやである。

 さて、60年前の戦争の教訓を忘れて、また、中国でもどこでも言うことを聞かないなら、戦争だと言うアホな政治家がいるという。与野党共に、世界に誇れる憲法9条を改正しようとする。アホではなくて、何であろうか。あの、原爆を唯一受けた国である。忘れたかアホども。

 あれは、初めからアメリカが落とす手筈だったこともしかり。アメリカはそれ以後も、テロを繰り返し、どれ程多くの人の命を奪ったか。アメリカの政治家に、慈悲や愛の思想などの欠けらもないことに、何故気づかないのか。

 アメリカというのも、すべて操られている国であるから、言わずもがなであるが。

 ただロシア、北朝鮮は、もっと悪いことは明白である。そして中国。それぞれ日本に向けて核を用意している。核の均等が崩れたら、ロシアは、即座に日本に進攻するであろう。 日本は魔界に囲まれているのである。

 さて、アメリカに追従して、憲法改正に動き出そうとしているアホどもがいる。

 政治を国民に取り戻すべきだと思えども、その国民も、少し、いや大半がアホになっているから、きっと、また、とんでもないことになって、火の洗礼を受けるのであろう。

 憲法9条が、今辛うじて、日本のアホさに歯止めを掛けている。それを知らないで、どうする。

 アメリカとの関係によって、日本の平和が保たれているというアホもいる。当然であろう。世界のテロ国家と友達、いや取り込まれているのであるから、安全であろう。言いなりになっていれば、守ってもらえる。ところが、アメリカは、9条が邪魔であると言う。その本心は、再び世界を戦争に巻き込んで、利益を得たいという一部の民族の戦争仕掛け屋に動かされているからである。ことはそう単純ではないと、識者たちのアホが、あることないこと喚くが、ことは単純である。

 日本は独立国家である。アメリカと切れたら平和でないというなら、自衛隊を軍隊にして、自衛すればよい。自衛のための軍隊を持たない国などないのである。9条は、他国を武力によって攻撃しないということである。

 核武装も必要である。それは、抑止力と防衛のためにである。

 最も大切なことは、世界の国々が日本に対して、どこかの国が攻撃するようなことがあった時に反対するような国柄を作ることである。日本がなければ、世界の平和がないという国柄になることである。そのための9条である。

 税金の話が、9条の話しになった。

 税金の話に戻す。

 日本の現状は、月40万の給料の者が、80万の生活をして、一億円の借金があるという姿である。こんなことが、長く続く訳がない。通常なら、破産宣告を受ける。しかし、国には、破産宣告は無い。益々借金を増やし、焼け石に水の、税金を少しずつ増やすという図である。

 政治家、官僚、共に売国奴であると言わざるをえない。未来の日本のことを考えている者がいないのである。これは悲劇である。

 一夜にして、国が滅びる。歴史を見れば解ることである。日本の滅びは、時間の問題である。

 国民に愛国心が無く、精神が脆弱になり、日本人である自己同一も失った国民が、生き残るはずもない。

 主義や主張、教義や教理共に、国があっての物種である。それを知らないアホばかりである。自由と民主主義、言論の自由という理想的な日本を愛さなくて、何を愛すというのだろう。子供に愛国心の教育をしないで、何を教えるというのか。愛国心教育を否定する日教組などは、どこの国の教育をしているのか、解らないのだろう。しまいに、個人を大切にする、色々な個人がいてもいいのであると言う。子供に、個人を許せば、アホの子である、どんなことになるのか、目に見えている。教育とは、正しい強制である。

 日教組教育の成果が、この体たらくである。アホも休み休みにして欲しいものだ。

 賢い人々は、滅び行く日本を予感して、悲観し、絶望的になり、他国に移住を考える程である。日本の精神を他国に伝えて、かろうじて、その伝統を守るという意志である。

 滅びる者は、一夜にしてであることは、歴史を見れば解る。心ある人は、歴史を見ることである。

 百年の計、千年の計を見て、日本を創るという意志のある政治家、官僚がいないことを嘆くのは、止める。私は、出来ることから始める。

 日本の再生と、日本精神の復活は、一人の人間から始まる。

 国境で仕切られる世界ではなく、文明で仕切られる世界になった。その文明の一つに日本文明がある。その意識をもって、私は、日本再生に一人でも立つ者である。

 心ある者は聞け。聞く耳のある者は聞け。

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