みたび日々徒然 11

木村天山 著  

 この日本の、愚劣極まりない国民の一人であるということに、我慢がならないが、さりとて行く当てがない。

 税金の無駄使いを平気で許し、増税を承認するというアホ振りである。

 国民がアホなテレビ番組を見て笑っていることをいいことに、政・官・業の実力者は、国民の金を得ることのみに始終して、国民を食い物にしているというのに、その国民はアホ振りを発揮して、革命を起こすこともしない。

 誰がなっても同じと選挙を放棄して、のうのうと税金を取られている状態である。税金を払うのではない。取られているのである。

 各省庁の裏金作りは、地方自治体にも広がり、公務員は公僕ではなく泥棒となって、国民の金を思う存分に使うのである。

 言語障害の首相は、公務員のリストラを断行することなく、後世に残る政治家として気勢を上げる

 変革を起こしているが、一番大切な国民のための変革は、起こさない。

 そのうちに、消費税も上げて、どうする気であろうか。国民が生活出来る、出来ないは、二の次、三の次で、一体、何をしようとしているのであろうか。

 民主主義というお化けに騙されても、アホなテレビを見て笑っている国民のアホ振りは、悲劇である。国民がアホだから、政治家も、勝手気ままにやる。

 国民のためにと、真剣な姿を演技であることに気づかない国民が、矢張りアホというしかない。

 裏金作りや、公共事業の3〜5パーセントのバックマージン等々を合わせると、何10兆円、何100兆円の金額になるか知れない。それが、税金から消えてゆく。

 傲慢不遜な国に、膨大な資金援助をして、その資金で日本に核兵器を向けているということも知りつつ、援助するという売国の徒が政治家でもある。

 支援して、まだ足りないと言う、餓鬼のような国を、国際社会の云々といい、支援を繰り返すという考え方は、どこから出ているのであろうか。

 政治家になると殿上人になり、特別な存在になるのであろう。だから、信念もなく、政治家を目指そうとする政治家ではない、政治屋が多数生まれる。

 年金のみで細々と暮らす老人からも平気で、取るようになった。全く、想像力の欠如である。預金があると思っているのである。自分たちにはあり、生活に困ることのない政治家である。理解するはずがない。

 一方では、銀行に膨大な税金をつぎ込んで、それを野蛮な外国の者共に二束三文で売るという愚を成す。

 私は言う。国民よ、政治家を呪え。少なくても、三千人の国民が政治家を呪えば、呪いは利く。まず体調不安定になり、不定愁訴が始まる。そして次に、原因不明の病になる。政治活動などしていられない。

 実に、日本は呪詛の国でもあった。

 最もアホな政治家から、呪いを始めよ。何も出来ないと諦めるな。

 政治家の次に呪うのは、公務員である。税金を横領しても、それに気づかない公務員である。徹底した呪いは、魔神を動かす。呪いが成就した暁には、魔神にお礼を言い、退場していただく。それは私がする。だから、呪え。

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