テラの会

ビルマ タチレク シャン人へ子供服支援

平成20年10月31日


 ビルマ国境の街、タチレクで子供服支援を行いました。

 去年訪れ、子供服を手渡したときは、インド人が住んでいました。

 こんどは同じアパートにシャン人が住んでいました。

 シャン人はビルマの少数民族です。中国にもいて、記憶に新しい四川省大地震のときの被災者でもあります。

 右側のおじさんはこのときいた唯一人の男性でした。首にかかっているのは、支援物資のマフラーです。


※アパートの近くで、子供にお人形をあげました。
※アパートを訪れたとき、ちょうど学校の時間で、子供たちはほとんどいませんでした。そのかわりお母さんたちがたくさんいて、「うちには男の子が3人います」などと教えてくれました。

※ひとりに手渡すと、どんどんアパート(といっても長屋みたいなものですが)の住人が集まってきました。
※子供たちもとても喜んでくれました。

※たくさん子供服を持ってきていました。あれよあれよという間になくなります。
※背丈と年齢とをきき、合う服をさがして手渡します。

※いくつか大人用の物資もありました。このあたりは、これから寒くなるということでした。なので冬物をもってきて正解でした。とても喜んでくれました。
※家の中はせまく、最低限の生活環境です。もし地震など来たら、ひとたまりもないでしょう。にもかかわらず、みんなとても笑顔にあふれていました。若いお母さんが多かったのが印象的です。

 ビルマでの子供服支援を終え、代表もスタッフも汗まみれになりました。フルーツを食べて、涼をとりました。

 去年訪れたときは、反軍事政権デモの直後でした。そのため相当緊張感がありました。それに比べて、今回はまったくおだやかな雰囲気でした。

 次回はさらにビルマの奥地へいき、子供服支援、追悼慰霊をしてきます。ヤンゴンやマンダレーに行く予定です。

 マンダレーはインパール作戦に従事した日本兵の方が多数亡くなった場所です。慰霊碑が建っているのですが、誰も訪れる人がなく、荒れ果てているそうです。

 さて、ビルマからタイへもどり、前日に約束していたアカ族のストリート・チルドレンに会いに行きました。そこで子供服支援を行いました。

 その様子もよろしければ、ごらん下さい。

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