テラの会

フィリピン 子供服支援、夜の部

平成21年1月14日


マニラの夜は、危険です。

どんな犯罪に会うかわかりません。

その中で、子供たちは暮らしています。

花を売ったりしている子供たち。

少しでも暮らしの足しになればと、

子供服を手渡しました。


※物乞いをしていた家族。みんな親子だという。
※夜は治安の悪い繁華街、エルミタ。その中で物乞いをするのは、なお危険であろう。
※手渡していると、人が集まってきた。大人も来る。どんどん手渡した。
※幸いにして、大人ものも、いくつかあった。男性にも渡すことができた。とても喜んでいた。
 夜の街で、屋台をしている親子。

暮らしは楽ではないはずです。

お母さんは、お守りをしながら、仕事をします。

子供に服を渡しました。

お母さんに、手を合わせておじぎをされました。


※マニラ湾沿いは、とくに路上生活者が多い。この家族も、道路脇の植え込みに住んでいた。
※服を手渡していると、子供たちが、子猫を抱いてやってきた。それを私たちに見せる。とても可愛がっているようだ。野良猫に違いないが、世話をすることで、きっと自分も慰められているのだろう。

 どうして、路上生活者になったのでしょうか。

 事情は複雑でしょう。

一言でいえない苦労があるはずです。

 子供服は、とても必要とされていました。

 現地の服は高くてかえません。

 安いものはすぐだめになるのです。



 支援した家族と一枚。ある、興味深い点があります。
 上の、同じアングルの写真と、よく見比べて下さい。木村天山の左の女性。そのピースサインに隠れるように、若者の姿が。
 中指をつきたてていますね。「くたばれ」とでもいいたげです。とうぜんの反応でしょう。外国人が、自分の国へ来て、施しをしているように見えたのでしょうから。
「そんなもの、いらねぇよ!」という心の声がきこえてきそうです。
 その気概を忘れず、頑張って欲しいものです。
子供服支援 昼の部
サンチャゴ要塞 追悼慰霊

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