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テラの会
◆バリ島戦没者追悼慰霊 マルガ英雄墓苑にて
平成21年2月7日
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マルガ英雄墓苑は、バリ島の山間部にあります。
1946年11月20日、ングラライ将軍率いる義勇軍は、
祖国の独立を勝ちとるため、
オランダ占領軍と死闘を繰り広げました。
93人の隊員全員が死ぬまで戦い続けました。
いまはのどかな田園風景です。
独立戦争で亡くなった1372人の墓が並んでいます。
日本軍から脱走し、バリ人と共に戦った日本人もいました。
その方たちも、バリ人としてここに眠っています。
日本人の観光客を楽しませてくれている、バリ。
その平和の礎となった英霊のため、
追悼慰霊を行いました。
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※オランダから資金援助を受けて建立された慰霊碑。オランダ大使からの、過去の不幸な歴史への遺憾の念と、未来の友好関係を求める献辞が捧げられている。 |
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※入場料は設定されていない。受付で寄付金を払うだけだ。
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※勇ましい兵士たちの立像に迎えられる。バリ人の観光客もよく訪れるという。
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※整然と並んだ墓石。ひとつひとつに、名前と、没年、享年などが彫られている。
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※ングラライ将軍の墓。デンパサールの国際空港は、彼の名前からとられており、ングラライ空港とよばれる。
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バリ島に遊びにくる日本人の大半は、島の歴史に興味をもたないでしょう。
独立のために、どれほどの血が流されたか、知るよしもないはずです。
日本人が義勇兵としてこの島で散ったことなど、さらに知る人は少ないでしょう。
追悼慰霊は、島を激変させて来た日本人の、せめてものけじめかもしれません。
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※日本人は、バリ人として戦ったので、バリの名前になっている。墓石の中から見つけ出すことは出来なかった。
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※マルガ会戦は、この周辺一帯で広く行われたという。英語でいうところのキャンペーンである。森林や丘陵を含むこの土地での、激しい戦いが偲ばれる。
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※慰霊碑の前で。ガイドの方と、テラハウスの土地所有者の方と。ウブドゥの伝統絵画の家系である。こちらから頼んだわけではなかったが、二人お供をしてくれた。
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※墓苑に眠る全ての英霊の名前が刻まれた石版。出身地もしるしてあり、”JAPAN”と添えられた名前もいくつか見つかった。
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予定していた子供服支援に先立ち、慰霊が滞りなく済みました。
これまで何度かバリを訪れるなか、一度は必ず参りたいという思いが実現し、感無量でした。
このあと繁華街のクタへ行き、子供服を手渡しました。
テラの会では戦没者追悼慰霊、および子供服支援を行っています。よろしければ私たちについて知って下さい。
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