横浜寿町衣服支援

  Japanese skid row Clothes support 24.April.2011 31.March.2011

   平成23年4月24日
    
 

 

 テラの会の、横浜寿町の衣服支援は四回目です。

 東日本大震災で、支援がそちらに偏っているとの懸念からです。

 寿町には、いろいろな人たちが集まります。

 日雇い労働者、身体障害者、知的障害者その他。

 施設に入りたがらない人が、自活する場所としても、機能しているのでしょうか。

 うららかな春の一日、衣服を選んでとってもらいました。



私たちのようなものでも、迎えてくれる.


そこが寿町のふところの深さである


互いにどこから来たの、などと詮索しあわない


素性の知れない私たちでも、何となくとけこむ


この日は春の日曜日だったので、人が多く外に出ていた


冬に来たときは、大丈夫かと思ったが、みんな何とか越していた


寿の住民も高齢化がすすむ


周りは山下公園やスタジアムがあり、中華街もほど近い


山の手の高級住宅街のすぐ下手である


そんな一画にある寿町


誰も好きこのんで日曜のデートには来ない


それでも子どもの姿も見かけた.住宅でもあるのか


何度か足を運んだが、いまだに謎が多い


とつぜんのように、若い女性が紛れ込んでいたり


これから震災で職を失った人が、寿に来る可能性だってある


同じような境遇のひとばかりなので、落ち着けるのかもしれない


言うまでもないが、ほとんどが独身者だ


働きざかりの男性の姿もみえた


今回は、気に入ってもらえたようで、かなり持っていってくれた


支援物資には、ときどき本当に良質な新品も混じっている


「買ったら1万5千円くらいするよ!」とてきとうな値段をつけて喜ぶ男性

 寿町の人たちは、歯にきぬ着せず、言いたいことを言います。

 その率直さに面くらうときもありますが、おおむね仲良くやらせてもらっています。

 こんどは夏の直前に来ると約束しました。

「待ってるよ!」と皆さん。

 また会える日もあるでしょう。

〈寿町の活動紹介終り〉

テラの会活動報告