タイ・ミャンマー国境メーソート

  森の学校ノーンボデーン支援


   平成24年11月18日  

  Supporting Act for Myanmar Refugees in Noang Bua Daeng school   

  Thailand-Myanmar border
  
18.November.2012
     

 

 タイとミャンマーの国境、ミャワディー川の近く、森の奥にその学校はあります。

 何度も訪れた私たちでさえ、入り口を見失うほど、分かりにくいところにあります。

 ちょうどその日は日曜日で、子供たちと先生は、教会へ行く日でした。

 森の学校では、幼すぎて教会へいけない子などが、遊んでいました。

 その後、寄宿生たちがいる、教会へ行き衣服などを手渡すことができました。


寄宿舎の中を見せてもらった.


すべて竹や木でできている。暑いときには、むしろ涼しくてよい


豚が走り去っていく。イノシシではなく、これでも飼い豚。


寄宿舎からは、はなれた住宅地にある教会


そこで集会のはじまりを待っていた寄宿生たちに、衣服や靴を渡した


施設に入る子供たちは、保護を受けるかわりに、教会へ通う義務を負う


毎週日曜日となると、なかなかたいへんそうだ


ビルマ山間部の少数民には、イギリス植民地時代から、キリスト教がひろがっていた


タイの少数民族には仏教徒が多い。ミャンマーとは事情が異なる


キリスト教のこうした福祉事業は高度に制度化されており、ボランティアで来る先進国の若者の姿を見かけた


それは東日本大震災の被災地でも同じだった。日本の「に」の字も知らないまま、ボランティアに来た米国人を多く見た


それはさて置き、ここの子供たちには、履物が足りておらず、持っていって正解だった


職員の方たちも、金銭的に余裕はない。大人物を渡すと、たいへん喜んでいた


職員には支援を受ける権利がない、という意見もあるが、


私たちは、困っている人を助ける人も、必要としているなら物資を差し上げる。


あげたものを売って着服する、など疑い過ぎというもの.


何も自分からは動かない人に限って、そうした言いがかりをつける


子供たちは、それぞれ、合う靴を見つけ、分け合っている


みんな同じような境遇なのだ.自然とお互いを助け合う雰囲気が生まれる

 

 

 はじめは、子供たちと会えないかと、心配しました。

 それでも、何とか追いつけて、物資を渡せて何よりでした。

 次は、現地で亡くなった日本人のため、慰霊した様子をご紹介します→☆☆☆

 

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