フィリピン

 カガヤン・デ・オロ台風センドン被災者支援 3


   平成25年5月16日  

  Supporting Act for Typhoon Sendong Victim Page 3  

  Cagayan de oro Philippines
  
16.May.2013
     

 

カガヤン・デ・オロ、台風センドン被災者支援です。

30度をこえる暑さと、厳しい直射日光のなか、これまでになく大変な活動になりました。


はじめははにかんでいた女の子.さいごは笑顔を見せてくれた


稼ぎ頭のお父さんにも、衣服を渡せた


バスタオル、タオルケット類を出すと、急にみんなの目の色がかわった


協力者が、列をつくらせようと、必死でおさえるが、もう混乱はおさまらなかった


それは、タオルを小分けせず、いきなり大きな袋から出したので、


我先にととびついたのかもしれない.あるいは、タオル類がもっとも必要とされていたのか


小学校高学年か、中学生くらいの男の子


小学校は無料だが、制服や文房具は用意しなければならい.そのお金がない子も多い

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どこで生活しているのか、身体を満足に洗うこともできないのか…


こうした子供たちに、少しでも未来の希望がひらけるといい


少年だが、すでに立派な、家族を支える顔つきをしている


12、3才から、自転車タクシーの運転手をして、家計を助ける子供も大勢いる

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もっとも弱い立場の彼らは、助け合わなくては生きていけない


女性の笑顔が見られたのは、幸運だったといえる


なんとか、みんなに行き渡るほどの、物資支援ができた


衣服は、何度も擦り切れるまで洗い、使われる.

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生きるだけでも必死の彼らの気持ちが、かんたんに分かるはずがないが

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できる限り近づいて、一緒に悩んだり、苦しみを少しでも感じようとする努力は、


豊かさを享受する日本人は、忘れてはならない態度であろう


なぜならかつては、日本も同じか、それ以上の貧困と、過酷な環境にあったのであり、


たとえ一時的に裕福になっても、またいつ貧しさのどん底まで落ちるか、分からないからともいえる

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 ひもじさとは何か、ものが無いとはどういうことか、すでに私たちは、分からなくなっているのではないでしょうか。

 多くの情報を知るより、、一度現地へ行くのが、いちばんかもしれません。

つづき→☆☆☆

 

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