テラの会

タイ・ビルマ国境の橋追悼慰霊

平成20年10月31日


 タイとビルマの国境にながれる川。その流れは早く、コーヒー色に濁っています。

 戦時中、タイ・ビルマ間の国境は閉じていたといいます。インパール作戦に失敗し、ここまで退却してきた日本兵が、入れずに悔しい思いをしました。

 タイに入れず、ビルマで亡くなった日本兵の方のため、追悼慰霊を行うとともに、タイ側へもどる道ひらきをしました。


※まずはタイ側で御霊をお呼びし、こちらへ来るように伝えます。

※太陽に御幣をかざし、天照大御神をお呼びします。


※この場所は、タイ・ビルマの国境の橋の下です。国境の橋は、たくさんの人が行きかっています。この後タイの入管を通り、ビルマ側に渡りました。橋の上は二つの国の共同領土のようになっています。

※アカ族などの子供たちは、ゆうゆうと二つの国を行き来しています。橋の上から金網をよじのぼってこちらに来たりしました。


 

 国境の橋の上で、御霊をお送りし、御幣を川に投げ入れました。

 左の旗がタイの旗、右はビルマのです。
 写真にはうつっていませんが、周りにたくさんの人が集まっていました。お坊さんも足をとめ、儀式がおわるまで、じっと見つめていました。

 見ていた若者は、タイ人、ビルマ人、ムスリムなど、多彩でした。およそ60年に亡くなった日本兵のために祈っているというと、皆理解したようでした。

 こういったことをしたのは、テラの会の木村代表がはじめてのはずです。この行為がタイとビルマ、そして日本のよい未来につながれば最高です。

 その後ビルマでシャン人に衣服支援をしました。
 その様子はこちらでごらんになれます。

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