テラの会

 フィリピン
 
セブ島
 サントニーニョ教会付近衣服手手渡し その2 

  平成22年9月5日

セブの下町、サントニーニョ教会付近。

治安はいいとは言えません。

人口爆発に拍車のかかるフィリピンの、縮図のような場所です。

物乞いもたくさんいます。

出会った子供たちに、その場その場で支援物資を手渡しました。


路上で暮らす子供たちは、疲れきっている


栄養不良、愛情の足りなさ、原因はいくつもあるだろう


道行く人は、助けたくても、自分のことでせい一杯


だから私たちが衣服や靴を手渡していると、近くまで見に来て、「よかったな」などと声をかける


日本人がフィリピンの子供に何かいいことをしている、それを周りの人はしっかりと目にする


それだけでも、日本のイメージアップのためには、どれほど効果がるかわからない


セブの本当の金持ちは、山に「ビバリーヒルズ」という高級住宅地をつくり、下町には降りて来ない。皆中華系


サントニーニョ教会の前で赤ん坊を抱いて物乞いする少女


昨夜、水浴びをしていた子たちだ


木村代表が手渡しだすと、大勢集まってきた


右の子は、がき大将のようで、小さい子たちの面倒を見ていた


それぞれに行き渡るように、何となく譲り合う子供たち


親のいる子も、いない子もいる


仕事のない親が、子どもに花輪売りなどをさせる場合もある


この女の子は、母親が付き添っていた。まだ幸運な方だ


この少女は、ボロをまとって物乞いをしていた


大きくなったら、チンピラかマフィアになるのか、それとも別の道が開けるか


お姉さんが、服に夢中になったので、泣き出す弟。急に不安になったのか


すぐに別の子が子守に来る。結局、みんな助け合っている


群集の集うサントニーニョ教会。祈りは熱く、真剣だ


腹が減ったというので、ハンバーガーと水を買って渡した。ポーズは映画かテレビの真似だろうか

さいごに、宿に帰る私たちに、必死でついて来る男の子がいます。

お腹が減っていたのです。

パンを買ってあげました。

セブでの支援はこれでひとまず、終わりにしました。

次の日は、ネグロス島へ向いました。

ネグロス島の様子→☆☆☆

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