テラの会

 フィリピン
 
ネグロス島
 ドゥマゲッテ衣服手手渡し  

  平成22年9月5日

ネグロス島南東部の港町、ドゥマゲッテ。

教会周辺の中心部は、現代的な都会です。

そこから数分歩くだけで、貧民街に着きます。

川沿いに、不法占拠者の住居が延々と山まで連なっています。

教会近くでストリート・チルドレンに支援した後、川沿いの貧民街で支援しました。


私たちの顔を覚えたストリート・チルドレン。日の丸を掲げて大はしゃぎ


鳥の丸焼きを買ってあげた。前夜、その店に盗みに入っていた彼らは


オーナーの男性にこってりしぼられていた。警察もつかまえてもすぐ釈放する。私たちの前では、甘えん坊だった


川沿いの貧民街に入る。わずかながら行政の支援がある。川沿いは洪水の時危険なので


政府は移転を勧めているが、引越し代のない人はそのままいる。今年二月、川は増水し、トゥマゲッテは浸水した


その時多くの人が亡くなったり、家を失った。そのように危険な地帯でも、住む他ない人たちがいる


まず歩きながら子供たちにおもちゃを配った。それが大成功した


子供が心を開き、住民たちに受け入れられる下地をつくった


事前に訪問して衣服支援の意思を伝えておいた。


住民の方が地区センターの係り員に連絡してくれ、施設での手渡しとなった


狭い路地ながら、教会、イスラム教の礼拝所、デイケア・センターと簡易治療院と、必要なものはそろっている


家々に風呂はなく、たらいを外に出して身体を洗う。小さな子供の服はとくに足りていなかった


デイケア・センターの中に入る。その日は閉館日だったが、係り員の女性二人が手伝ってくれた


ぬいぐるみを手にするくったくない男の子


衣服は、女性の大人物と、子供、ベビー服が中心だった


女性の大人物を配るのを、施設の女性が手伝ってくれた


決して広くはないセンターが、お母さんと子供たちでいっぱいになった


身体に合う服があるか、真剣な女性たち


赤ちゃん用の服も豊富に持参していた。寄付してくれた方に感謝だ


男の子用は木村が渡す。活気にあふれる施設内


日本製の立派な服が、フィリピン人女性の手に確かに届けられた

子沢山の路地です。

どんどんと渡しました。

ひき続き支援の様子をご覧下さい。

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