テラの会

 フィリピン セブ〜ネグロス
 
サンペドロ要塞追悼慰霊

  平成22年9月4日

セブ市街の外れ、港湾地区にサンペドロ要塞はあります。

かつてスペイン植民地支配の拠点になった場所です。

また、日本占領下には、日本軍部が使用しました。

さまざまな時代を経てきた要塞で、セブ全体の戦争犠牲者追悼慰霊を行いました。


要塞内部は、歴史公園として整備されている


私たちの訪れた時にも、日本人と韓国人の観光客が、それぞれバスで乗りつけてきていた


すぐとなりは学校で、音楽の音がきこえてきた


慰霊をする間にも、貧しさが目に入る


日本軍部の拠点があったのは、空港のあるマクタン島で


ビサヤ諸島の要地に向う兵隊はまずマクタン島に集められた


本土から輸送船団で送られた。その多くはここまで着く前に、潜水艦に沈められた


慰霊を終えると、歩いて港へ向い、御幣と献花を流した

翡翠の色をした海に、御幣はまっすぐに沈みました。

ネグロス島からの帰り、私たちは偶然にも同じ港を目にします。

この時はそんなことなど、思いもよりませんでした。

さて港の近くには、経済困窮者たちが住んでいました。

彼らに衣服を手渡しました。

手渡しの様子へ→☆☆☆

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